2019/04/16
グリル&キチンTANTOでは、お越しいただく皆様に「ワイワイ楽しいひと時を過ごしていただきたく」心をこめてサービスしています。
お客様にご満足いただくために私達が掲げているコンセプトのひとつに「こだわりの肉料理とワインを楽しんでいただく」ということがあります。
好みは人それぞれ。中には「肉よりも魚が好きだ」「ワインよりもカクテルが好き」という人もいると思います。もちろんご自身の好きなように好きなものをお召し上がりいただくことが、一番です。
それでも、私達があえて「肉料理とワイン」をお客様に提案しているのは、肉料理とワインの相性には計り知れない魅力があるからです。
食べ物と飲み物には、「相性のよい組み合わせ」というものがあり
1. 味の種類が異なること
2. 味の強さが同程度であるということ
これらが条件とされています。
「1. 味の種類が異なること」
これは、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五味のバランスが異なるものを指します。
肉料理は甘味や塩味が感じられるのに対して、ワインは酸味・苦味が感じられるため、この二つを一緒に口に含むととてもいいバランスとなり、味わいが深く感じられます。
「2. 味の強さが同程度であるということ」
こちらは、お互いの味をしっかり引き立たせるために欠かせない条件です。
例えば肉の味より弱い味わいの飲み物を一緒に飲んだ場合は、肉の味しか感じられない…ということになりかねません。ワインは肉と味の強さが同レベルであることが多いため、お互いの長所を引き立てることができるのです。
さらにワインは作られた土地・環境によっても大きく味わいが左右されます。同じ生産者の同じワインでも、作られた年によって味が異なります。
「この間のヴィンテージのワインはあまり好みじゃなかったけれど、今回のはとても美味しい!」という奇跡にも近い出会いが、他のお酒ではあまり見られない魅力です。
もちろん肉も同じことが言えます。当然ながら常に状態のいい肉を目利きして仕入れを行っていますが、完全に同じ状態の肉を仕入れることは不可能に近いです。同じメニューはいつもご用意していますが、今日召し上がっていただいた肉は今日しか食べることができない肉なのです。
このような料理とワインの一期一会を是非お楽しみいただきたく、私達は「肉料理とワイン」をおすすめしています。
普段ワインを飲まないお客様も、当店へお越しいただいた際には是非一度お試しくださいませ。